SD教室とは?
そもそもSD教室のSDって?
そう思われる方も少なくないのでは、たしかにSDという聞きなれない言葉がどんな意味を持っているのかさえわからない方がほとんどなのではないでしょうか?
結論から言えば、SDとは
“セーフティドライバー(SafetyDriver)”の略称で
安全な運転者、SD教室とは、
安全な運転者を育てる教室を意味しています。
私たち公安委員会指定自動車教習所は、その役割の一つに、地域の交通安全センターというものがあります。
そして、地域の交通安全センターの活動の一環として、
“SD教室”があるのです。
自動車教習所や内容によって、
“再開教習”“安全運転講習”などその呼び方は異なることがありますが、自動車を運転される方が、この様な講習を受けることにより、安全な運転を心がけることで、一つの交通災害を減らし、ひいては地域の交通安全を守ることに繋がる講習であり、そのような活動の総称のようなものです。
どの様な活動?
私たちあいら自動車学校が行っている、交通安全運動には
・卒業生再会教習
・SD再開ツーリング
・高校生原付講習
・小中学生対象交通安全講習会
・高齢者対象ナイトスクール
などが、主な活動となります。
では、
“再開教習”“再開ツーリング”はどのようなことを行っているのか?
言葉の通り、弊社を卒業された方に、免許を取ったその後の生活や、あらためて安全運転に対する知識を深めて頂く為に行われているのが再開教習であり、
SD教室・SD再開ツーリングなどになります。
特に高齢者と並んで、事故発生率の高い若年層の卒業生に広く呼びかけ、ドライブを中心に休憩や昼食を交えながら楽しく安全運転を学んで頂く講習“
SD教室”が1年の中でも大半をしめています。
ドライブ・ツーリングを介し、昼食を交え、免許を取得して、近況が変わったことや、実際に体験した危なかった場面などを聞き、なぜそうなったのか、どうすれば予測回避できるのかなどを、教習の知識はもちろん、経験則からもレクチャーすることで、身近にいる運転者を
安全な運転者に楽しく近づけて行くことができる大切な講習です。
これまでの取り組み
この講習で、私たち職員を最後まで悩ませるのは、ドライブ(ツーリング)コースと食事!
卒業生の皆さんに、せっかくなら楽しく安全運転を学んで頂きたいと願うあまり、ついついいろんなことに欲張ってしまいます。
(自分たちが美味しいものを食べたいだけでは(笑))
お越しいただいた卒業生の方と楽しいドライブ、海にしようか山にしようかなど、毎回と言っていいほどいろんな意見がでてきます。
そうした中、食事に関しては、地域の企業の皆さんの協力がとても温かく助けて頂くこともしばしば…
相当な人数と車両で押しかけてご迷惑を掛けかねない中、地域産業の皆様が私共の趣旨をご理解いただき、快く引き受けてくださいます。
美味しい料理や気の合う友達と過ごすランチは、自然と緊張をほぐし、皆さんのこころの壁を溶かすようで、私たち職員にもこれまでの体験やエピソードを楽しそうに話していただけます。
ドライブは、指導員を横に乗せて、久しぶりの教習車にのってと、最初のうちは緊張しすぎるくらい緊張されていらっしゃいますが、昼食をはさんだ後はとてもドライブを楽しんでいただけていらっしゃるようです。
SDバイクツーリングにいたっては、ご自身のバイクでご参加いただくため、様々なタイプのバイクで職員も目の保養をしています。
スパスポ・ネイキッド・ストリート・アメリカンなど多様な車種、新車・人気車・旧社・レア車それぞれの味を好んで購入されたバイクばかり、皆さんが楽しいバイクライフを送れるよう、この講習で、実際の公道の安全な乗り方も学んで頂けます。
特に、自動二輪教習は仮免許証が無い為、教習所の中で全てを学んで頂かなくてはなりません。
当然、公道を走るための知識・技術は十分に学んで、身に付けなければ卒業できないワケですが、それでも初めて公道を走るときは、高揚感とともに不安や緊張が押し寄せ、せっかく学んだものが飛んでしまいがちです。
またその逆もしかり、走り馴れてしまえば、自分なりのルールを勝手に作り、上達した技術におぼれ無茶な走行をしてしまいがちです。
バイクは基本、単独の乗り物ですが、集団での走行は、他の交通を妨げる可能性もあり、よりいっそうの注意とルールの遵守が求められます。
そうしたものを、卒業後に育んでいただくためにも、このような講習が必要であると、私たちあいら自動車学校は、
“SD教室”と言う活動に、より力を入れて取り組んでおります。
SD教室の模様などをご覧になりたい方は、弊社ホームページの
イベントページをご覧下さい。